西表島  IRIMUTI  更新 2018.12.01
仲間川展望台から見たマングローブ林 由布島の水牛車

1.西表島のデータ

所属: 八重山郡竹富町
周囲: 130km 面積:289.27km2
人口: 2,376人 男:1,249人 女:1,127人 世帯数:1,311  (2018.03末現在)
最高標高: 古見岳470m

 西表島は沖縄本島に次ぎ、沖縄県第2の大きさの島です。
 水は島内河川を水源としています。 電気は石垣島から竹富島・小浜島を経由して海底送電にて受けています。
 島内には信号機が2箇所のみ設置されています。

2.西表島の概要・特徴

 西表島は、八重山の島々の中でも特に大自然の貫禄と雄大さを感じることが出来る島です。 島全体が亜熱帯のジャングル。 希少な動植物も多く生息しています。
 西表島は、島を2つに分けて「東部地区」「西部地区」と呼び分けています。 東部と西部では利用する港も異なり、港の間は車で約40〜50分程度も離れています。 なお、「東部地区」「西部地区」の明確な区分はありませんが、おおよそ高那(西表温泉のある所)を境にしているようです。 これはその昔(といっても、30年ほどの昔)、東部地区と西部地区が現在のように道路で接続されていなかった頃の行動圏(商業圏)から区分されたものと思われます。
 (余談: かつて、東部地区から西部地区に行くには、一旦、石垣島まで戻って船を乗り換えて行くしかありませんでした。)
 東部地区は、西表島の東側にある、大原・豊原・大富・古見・由布島・高那の各集落を言い、玄関口は大原港です。
 大原港へは主要船運行会社3社のいずれもが乗り入れています。
 西部地区は、西表島の西側にある、船浦・上原・中野・住吉・浦内・干立・祖納・白浜・船浮の各集落を言い、玄関口は船浦港と上原港です。
 かつては、船浦港は安栄観光が、上原港は八重山観光フェリーが西部地区の運航拠点としていましたが、今では石垣島ドリーム観光を含めた全ての船会社が上原港を利用しています。  船浦港は、今では貨物専用港となっています。

3.西表島へのアクセス

 石垣島離島桟橋から、島の東部地区の大原港までは高速船で35分(約31km)、また島の西部地区の上原港までは高速船で40分(約37km)を要します。
 西表島東部地区(大原・豊原・大富・古見・由布島・高那方面)に行く場合は「大原行き」に、西表島西部地区(船浦・上原・中野・住吉・浦内・干立・租納・白浜・船浮方面)に行く場合は「上原行き」に乗るのが便利です。
 旅行者の多いのは、島の東部の大原港で、仲間川に行く観光客で賑わっています。
 一般的に、多くの観光客が西表島に行く最大の目的は、ジャングルとマングローブ・滝を見ることで、大原港なら仲間川、上原港なら浦内川とヒナイ川が近いので、計画を立てる時はこれらのどちらをメインで訪れる場所とするかで、利用する港を決める必要があります。
 ここで注意しなければならないこととして、石垣島の北西側に行く上原航路は一部外洋を航行するため、強い北風の吹きやすい10月〜3月は海が時化ると船はすぐ欠航となります。 またそれ以外でも波の高さが2m程度を超えたりするような荒れた状況となると(特に新北風(ミーニシ)が吹き始める頃以降は頻度が高くなり)、「上原行き」の船はよく欠航します。 船の運行状況が気になるときは、朝、船会社に確認することをお勧めします。
 もしも欠航になった場合に西部地区に行くには、「大原行き」の船に乗ってそこから陸路で行かざるをえなくなります。
この場合は、石垣島離島桟橋ターミナルで、各運航会社(「安栄観光」「八重山観光フェリー」もしくは「石垣島ドリーム観光」)のカウンターで、「上原行き」の乗船券を購入するとともに、バス券をもらってください。 (長期滞在を除けば、往復チケットの方が割安です。)

 その上で指定された桟橋No.から、「大原行き」の船に乗船してください。
 そうすれば、大原到着後、送迎バスに乗り、西部地区まで(バスルートは、大原から白浜まで)行くことができます。 また、この間であればバス運転手にホテル、民宿などの行き先を告げれば、送ってもらうこともできます。 なお、送迎バスで大原〜上原間は、片道約55分程度時間を要しますので注意してください。
 また、帰りに、上原から石垣に向かう高速船が欠航した場合は、送迎バスが大原から高速船の出航時間に合わせて白浜から大原に向け運行されますので、各集落の送迎バス乗り場から乗ってください。 但し、上原周辺は、上原港のデンサターミナル(旅客ターミナル)から送迎バスに乗ることになりますので、注意してください。(集落ではありません。)
 このような状況を踏まえますと、欠航しやすい冬場は大原を起点とし、レンタカーで周る計画にしておいた方が変更もききますし、時間的にも有利となります。
船舶運航時刻表のページへ

4.島内での移動

 まず、西表島は沖縄本島に次ぎ、沖縄県第2の大きさの島であるものの、西表島内の公共交通機関は基本的に無いに等しいと考えた方がよいでしょう。
 白浜〜大原間に路線バスが運行されていますが、一日6往復のみの運行というのがちょっと厳しいです。(但し7/20〜9/30までの間は8往復運行)。
 西表島は、県道(周回道路)に沿って集落がありますが、集落間の距離がそれなりにあるため、集落間を歩いて移動するのはかなり大変です。 効率よく移動したい場合はレンタカーやレンタバイクを借りた方がよいでしょう。 また、お金に余裕があるならタクシーを使う方法もあります。
 しかし、いずれの方法でも、東部と西部の主要観光スポットを1日で全て周るのは難しいものがあります。 大半のツアーでは東部地区の由布島以南に行動範囲を限定され、西部地区に立ち寄ることは少ないのが実態です。
 なお、主要観光スポットは、ほぼ島の周回道路沿いにあるので、わりと分かりやすく迷うことはあまりありません。
 いずれにしても、西表島は大きな島であるため、他の離島とは違い、はっきりと目的を決めて行動することが望ましいでしょう。
 島の観光スポットの特徴としては、マングローブ、ジャングル、蛇行した川、数々の滝、干潟、手付かずの砂浜があげられます。
 通常のパックツアーでは島の東部(大原港側)の仲間川遊覧と由布島をセットにしたものが多く、このため西部まで足を伸ばす観光客はあまり多くありません。
 島の西部(上原港側)は西表島らしい魅惑に富むエリアであり、特に、浦内川遊覧とマリュドゥ・カンピレーの滝へのトレッキングや、ピナイ川とピナイサーラの滝へのトレッキング(カヌーで行く方法もあります)などは、一度はチャレンジし訪れてみたいスポットですが、いずれもジャングルの中を40分から90分程度歩かなければならないため、時間的余裕と体力がなければこのスポットへ出向くことは難しいものがあります。(こういった事情もあって、大半の観光客は仲間川遊覧をしているのが実態です。)
 また、島の西部地区の白浜集落より更に西の、船浮、網取集落へは、陸路で行く道路が整備されていない(道が無い)ため、白浜港から船浮海運の船に乗るか、平田観光等で主催しているパックツアーを利用することとなります。 なお、船浮集落は、イリオモテヤマネコ発見・捕獲の地として知られるところです。 詳細は西表・船浮のページを参照ください。
 このように、西表島については、他の離島と異なり、まず何をしに、どこに行くかを決めてから、島の東部・大原港に行くか、島の西部・上原港に行くかを決める必要があることを、よく認識しておかなければなりません。
(1) レンタカー
やまねこレンタカー 大原営業所/0980−85−5111 上原営業所/0980−85−6111
西表サザンレンタカー 大原営業所/0980−84−7005 上原営業所/0980−85−6906
エアポートレンタカー 西表営業所・大富/0980−85−5383
オリックスレンタカー 大原店/0980−85−5888
西表レンタカー 大原/0980−85−5440
レンタカー・Kei 大原港ターミナル内/0980-85-5318
(2) タクシー
いりおもて観光 大原/0980-85-5333
やまねこタクシー 大原営業所/0980-85-5303 上原営業所/0980-85-6455
【タクシー】 基本料金(初乗り) 430円、 大原港〜由布島=約2,500円、大原港〜上原港=約5,500円
【観光タクシー】 3時間コース11,000円〜
(3) 路線バス
 西表島交通
 この路線バスは東部地区の豊原(日本最南端のバス停)から西部地区の白浜までを通して運行しているものです。
 何度か利用する際には、フリーパス(1日 大人:¥1,030 小人:¥510、3日間 大人:¥1,540 小人:¥770)を利用するのもよいでしょう。 購入は路線バス内でできます。
 この路線バスは、フリー乗車制(バス停以外の場所でも、どこからでも乗ることができ、どこにでも降りることができる方法)を採用しています。 バス停以外の場所で乗る時には、運転手にわかるように手をあげて合図すればよく、降りる時は乗車する際に予め運転手に行き先を伝えておけばOKです。
 但し、1日4往復運行というのがちょっと厳しいかもしれません。(但し、6/20〜9/30までの間は、港からよく知られる観光地までの、大原港⇔由布島水牛車乗場便と、上原港⇔浦内川便が、それぞれ11便(往復)運行されています。)


 詳細は、西表島交通の路線バスのページを参照ください。
白浜 祖納 星立 浦内川 月ケ浜
入口
住吉 星砂
の浜
中野 上原 船浦 西表島
温泉
由布島
水牛車乗場
美浜 古見 大富 大原 大原港 豊原
所要時間
min
0→ 6 1 3 8 2 2 2 4 5 17 12 2 7 11 2 2 6
6 1 3 8 2 2 2 4 5 17 12 2 7 11 2 2 6 ←0
主要観光
スポット
白浜港 浦内川 月ケ浜 星砂
の浜
上原港 ピナイサーラ
の滝
由布島 前良川 大富
展望台
仲間川 大原港 南風見田
の浜
【定期バス】 大原〜上原 所要時間約52分、   料金 940円
         大原〜白浜 所要時間1時間15分、料金1,230円

5.西表島の地図

 

6.観光お勧めルート  (詳細な西表島の観光スポットも参考にしてください。)

 1日で東部と西部の主要観光スポットを全て周ることは困難です。
 最低でも、それぞれ1日ずつを使って巡ることをお勧めします。
東部地区
1 大原港 東部地区の玄関口です。
2 水中観光船じゅごん
(旧うみえーる)
船底部分が潜水艦のように沈んで、西表島からパナリ島周辺の珊瑚礁海域「石西礁湖」の海底を見学することができます。
3 南風見田の浜 島の南側に位置する浜。浜の東端には、戦時中波照間島から強制移住させられマラリアで多くの人が亡くなったことを忘れないようにと、「忘勿石」(わすれないし)の碑が建てられています。
4 仲間川遊覧 川の両側は一面のマングローブ林で、まるでアマゾン川のジャングルのようです。上流部では大きな板根を有するサキシマスオウの木を見ることができます。
5 古見サキシマスオウノキ 道路を反時計回りに周ったとき、前良川橋手前左側に看板があります。御嶽の中にあるので静かに過ごすように。以前の台風で少々傷んでいます。
6 野生生物保護センター 西表島に住む各種の生物について展示等により紹介されています。イリオモテヤマネコの剥製も見ることもできます。
7 由布島 島全体が熱帯植物で覆われた動植物園です。水牛車に乗ってのんびりと海を渡って辿り着きます。
8 大原港
西部地区
1 上原港 西部地区の玄関口です。
2 ピナイサーラの滝 沖縄県最大の落差約55mを誇る滝。海上からもよく見えます。
3 星砂の浜 星砂を見るにはここが一番。竹富島のカイジ浜とは比べものにならないほどの星砂を見ることができます。
4 月ケ浜 かつては「泣き砂」の浜としても知られ、またウミガメの産卵地としても有名な浜でした。弓なりに美しい弧を描いた三日月状の形をした浜です。ムーンビーチとも呼ばれています。
5 浦内川遊覧 東部の仲間川と同様に、両岸にマングローブが生い茂った川を約1時間程度かけ見学します。またトレッキングの起点ともなる軍艦岩までの「足」ともなっています。
6 滝トレッキング マリゥドゥの滝は日本の滝100選にも選ばれている落差16m・幅20mの滝。カンピレーの滝は約200mにわたって小さな滝が何段も続く美しい滝。これらを軍艦岩から約2〜3時間かけてトレッキングします。
7 子午線ふれあい館 祖納集落の道路際に、東経123度45分6.789秒の子午線が通っていることから、その文字を刻んだモニュメントが立てられています。
8 白浜 西表島の最西端の集落。道路もここで行き止まりです。船浮集落へ渡るための起点となる港です。
9 上原港

7.西表島の写真


 (1)東部地区
西表島大原港桟橋 水中観光船「じゅごん(旧うみえーる)」 島内案内看板

石垣港離島桟橋から高速船で約35分で西表島大原港に到着します。以前は浮桟橋がなく、船への乗降りに苦労していたものですが、今では便利になりました。

船底部分が潜水艦のように沈んで、西表島からパナリ島周辺の珊瑚礁海域「石西礁湖」の海中を見学することができます。所要約1時間。大原港桟橋左側から出航しています。

旅客ターミナルの前の道路を左手に行き、つきあたった所に設置してあります。大原の集落への上り口の左手になります。

南風見田(はいみだ)の浜(西方向) 忘勿石(わすれないし) 仲間川河口域

島の南側に位置する浜で、海水浴場となっています。ここで長期間キャンプをしている人を見ることもあります。

戦時中波照間島から強制移住させられマラリアで多くの人が亡くなったことを忘れないようにと、「忘勿石」の碑が建てられています。なお、元々は岩に刻んだもので、写真右手奥の下側にあります。

潮が引くと一面の干潟になります。ミナミコメツキガニや各種のシオマネキ(カニ類)やトントンミーなどを見ることができます。

仲間川遊覧船から マングローブ 仲間川のサキシマスオウノキ

大原港およびやまねこレンタカー(大原営業所)の裏から、仲間川を上る遊覧船が出ています。この時は本土の中学生が修学旅行でカヌーによる川上り(エコツアー)を行っていました。

川の両側は一面のマングローブ林になっています。所々にノコギリガザミを捕らえるために設置した仕掛けの目印(ペットポトル)を見つけることができます。

川の上流部には大きな板根を有するサキシマスオウの木があります。樹齢約400年、幹周り345cm、樹高18mの巨樹です。

サキシマスオウの木の説明書き 仲間川橋のイリオモテヤマネコ像 古見のサキシマスオウノキ群落

この木が平成12年に「森の巨人たち百選」に選ばれた巨樹であることと、木の特徴等が記されています。

西表島らしい像が仲間川を見守っています。

前良橋近くのサキシマスオウノキ。この木は「アオギリ科」の樹木で川などの湿地帯に見られます。板根は昔は船の舵や農機具等に利用されていたそうです。仲間川のものよりは少し規模は小さく、道路そばにあるのですが気をつけないとそのまま通り過ぎる可能性があります。御嶽の中にあるので静かに!
前良(マイラー)川 後良(シイラー)川 西表野生生物保護センター
古見集落近くの前良川のマングローブ林。前良橋上からの眺めです。 古見集落には、前良川・後良川・相良川が流れ込んでいますか、なかでも河口からの眺めが1番きれいなのが後良川です。道路沿いには川を望む東屋と古見を唄った石碑が建てられています。 西表島に暮らす絶滅が心配されている生物の保護と研究を行う環境省の施設です。時間をかけゆっくりと見学されることをお勧めします。入場無料です。
由布島 水牛 由布島内の様子
由布島入口の水牛の像です。潮が引いていれば歩いても渡れますが、水牛車に乗っても乗らなくても入園料は一緒です。 由布島に渡ってすぐのところ(左側)に池があり、そこでは水牛がのんびりと骨休みをしています。子牛もいます。牛には一頭毎に名前がついています。 周囲2km標高2mの小さな島ですが、熱帯果樹園としてよく整備されています。
水牛車に乗って島を後に ヨナラ水道と小浜島 ウ離島
三線に合わせて唄うおじー、おばーの沖縄民謡を聞きながら、のんびりと島を後にします。 マンタの泳ぐことで有名なヨナラ水道と、その向かいの小浜島です。ここは海の色も美しい。 ヨナラ水道の北側にある小島。
西表島温泉 イリオモテヤマネコ注意看板 大見謝ロードパーク
日本最南端の温泉。高那崎の近くで、パイヌヤマリゾート(ホテル)があります。
【西表島温泉は、源泉水の確保が困難となり、2012.10.31に閉鎖されました。】
島の道路のあちこちにはこの看板が立てられています。特に大富から船浦までの間にはたくさんあります。スピードの出しすぎには注意しましょう。 大見謝川は河口まで急な渓流が続き、直接海に流れ込む、西表島では珍しい川です。木で作られた散策路ではマングローブの中のカニや他の海の生物を観察することができます。また展望台からは鳩間島などが見えます。

 (2)西部地区

海中道路(船浦橋)手前から ピナイサーラの滝 上原港浮桟橋
手前にはカンムリワシとイリオモテヤマネコの像があります。正面遠方にピナイサーラの滝があります。 正面の細い滝が、沖縄県最大の落差約55mを誇る滝です。上原航路の船上や、船浦湾を横切る海中道路から、ジャングルの中にくっきりと白い筋をなしている状況がよく見えます。 西表島の西部地区の玄関口である上原港です。今では船舶運航会社の3社ともここを利用しています。
デンサーターミナル 星砂の浜 月ケ浜
上原港にあるターミナルが、この「デンサーターミナル」です。 昔と比べると随分と星砂の量は減りましたが、それでも他の浜よりは圧倒的に星砂の含有率の高い浜です。 浦内川の河口に位置し、泣き砂で知られる月ケ浜です。
宇多良炭鉱跡 浦内川のマングローブ1 浦内川のマングローブ2
明治の初めから第二次世界大戦後までの、約60年間掘り続けられた西表島最大の炭鉱跡です。 西表島最大の長さをもつ浦内橋から、河口側を眺めたものです。浦内川は沖縄県で1番長い川で全長は39kmあります。 浦内川河口近くの両岸は一面にマングローブの群生地となっています。
浦内川の遊覧ボート乗り場 軍艦岩 マリュドゥの滝
ここには仲間川ほどの多くの観光客は訪れませんので、静かな雰囲気で遊覧できます。また、マリユドゥの滝・カンピーレーの滝に行くには、軍艦岩までこの遊覧船を利用し、その後歩くこととなります。 滝巡りおよび西表島横断の陸路での基点です。浦内川観光の船着場から上流側に約8km遡った位置にあります。 軍艦岩から約40分程度でマリュドゥの滝に着きます。日本の滝100選にも選ばれている落差16m・幅20mの3段の美しい滝です。
カンビレーの滝 子午線モニュメント 新盛家住宅
マリュドゥの滝から約5分ほど上流に歩いた所にある滝です。約200mにわたって小さな滝が何段も続き、なだらかな斜面の岩肌を水が流れ落ちています。周辺にはポットホールもあります。 東緯123度45分6.789秒という子午線が、祖納集落と白浜集落との間にあることから建てられたモニュメント。毎夜、夜空にレーザー光線が放たれています。 祖納集落にある、築140年以上といわれる木造茅葺屋根の家屋で、県指定の文化財です。防風林のフクギや、珊瑚で造られた石垣を見ることができます。
まるまぼんさん 白浜集落 白浜の日時計
民謡・まるま盆山節で有名な祖納湾の小島です。木々が生い茂り、海鳥がたくさんいます。祖納の節祭のときは、この島をハーリー船が一周します。まるまぼんさんは、「まるま盆山」とも書き、小さくて丸い島という意味です。 西表の道路は白浜集落まで整備されていますが、その先端から集落側を振り返ったもの。定期バスの終点は正面のカーブしている所です。 白浜小中学校の手前にある日時計です。子午線モニュメント同様に東緯123度45分6.789秒という子午線が通っていることから設置されたとのことです。
白浜小中学校 白浜港 浮き桟橋 白浜港前
離島の学校はどこも良く手入れが行き届いています。 立派な浮桟橋が最近でき、格段に便利になりました。向かいの島は「内離島(うちばなりじま)」です。 舫われていた船も、最近はFRP製に変わりました。右側の島は「内離島」、左側と正面は西表島です。船浮集落は、ほぼこの正面になります。
 

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