川平湾の光景  更新 2021.03.07 

今回は地図の修正を行いました。

1.概要

 川平湾(かびらわん)は、石垣島の観光ガイドで必ずその写真が紹介されるほど有名な石垣島の北西部にある湾・景勝地で、観光客ならば一度は訪れたいスポットの一つです。ミシュランガイドで三ツ星を獲得しており、日本で最も美しい海岸の一つと言えるかと思います。
 川平湾は、1997年9月11日に「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝に指定され、2007年8月1日に「西表国立公園」が拡張され「西表石垣国立公園」となった際に、指定地域に編入されています。

 光の加減や潮の満ち引きにより刻々とその色を変える湾内の海はまさに美しいエメラルド色で、それを一目見れば筆舌に尽くし難いという言葉が相応しいことが良く理解できることでしょう。

 ところで、湾内には湾口を塞ぐように横たわる小島(くじま)をはじめとする小さな島が点在し、また海中には数多くの種類の造礁サンゴが群落を形成しています。そしてこの湾内のサンゴ礁の景観は、観光用のグラスボートから鑑賞することができます。グラスボートは船底がガラス張りになっていて、そこから海中を眺めることができます。料金は30分間で大人約1000円です。運が良ければ海亀に出会うこともでき、お勧めです。
 美しい川平湾ですが、湾内の遊泳は、潮流が強いため、また観光船が常に行き来するなど、安全面に問題があるため禁止されています。

 また、ここ川平湾は日本で数少ない黒真珠の養殖地として知られています。琉球真珠のお店もすぐ近くにありますので興味のある方は立ち寄られると良いでしよう。

 川平は小さな集落ですが、駐車場、ショップ、レストラン、ツアー会社、民宿など一通り揃っています。なお、展望台(東屋)は駐車場から湾の方へ向って右手側に歩いて行けばすぐに見つかりますし、そこから砂浜へ降りる歩道もよく整備されています。


2.川平湾上空写真(Googleマップより)と地図




3.川平湾写真

川平公園前のバス停前の眺めで、右手奥が川平ロータリーです。[2013/07] 東運輸の川平公園前のバス停です。[2013/07]


左は川平ガーデン、右手に新しい建物は交番(派出所)です。[2013/07]

川平ガーデン前の眺めで、右手はグラスボート乗船申し込み所兼土産物屋さんです。左手が駐車場です。[2013/07]

奥側のお土産屋さんで、左手奥からも浜に降りることができます。[2009/11] 手前側のグラスボート乗船申し込み所兼土産物屋さん。通常は右手奥から展望台に進みます。[2009/11]

奥に進むとダイビングショップがあります。近くにマンタが一年を通してよく現れるスポットがあり、それを目的に世界中からダイダーがやってきます。[2013/07] さらにその奥に「八重山そば」のおいしい「公園茶屋」があります。[2013/07]

ここを抜けると感動の海が目の前に現れます。[2013/07] 真夏はこの木陰に助けられます。[2013/07]

左手の島は「マジバナリ」です。[2009/07] 正面の島は「小島」です。[2009/07]

あかばな(ハイビスカス)とのコントラストが綺麗です。[2011/11] 遠くに沖縄県で一番高い於茂登山が見え、これもまた絶景です。[2012/07]

夏の海です。コントラストが実に美しい季節です。[2012/07] [2012/07]

グラスボートです。[2009/11] 最近は大型のグラスボートもあります。[2011/11]

撮影した2013/07/11は台風直撃前日で、ほとんどの船は避難していました。[2013/07] 日中は波も穏やかでしたが、翌日には何台もの車が空を飛ぶほどの大きな被害が出ました。[2013/07]

中央の丸い浮玉の列は黒真珠養殖筏です。黒真珠は黒蝶貝で作られます。[2013/02] 世界で最初に黒真珠養殖に成功した琉球真珠の本店横にある人魚像です。[2008]

県道79号線沿いの川平展望所からの川平湾遠景です。[2013/02] 同じ場所からの拡大光景。真冬の川平湾です。[2013/02]

2005年秋の川平湾の様子です。この頃はボートの数も少なかったように思います。[2005/11]

2012年真夏の川平湾の様子です。[2012/07] 
 
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