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      名前 | 
      内容 | 
    
    
      | あが | 
      東岬(あがりざき) 
        | 
      展望台碑 
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       島の東端にあり、岬先端の灯台まで緑の芝(牧草地)が広がり、その草原の淵の崖下には荒波が打ち寄せています。広大な草地では与那国馬や牛がのんびりと草を食んでいます。また、晴れていれば西表島が見えるそうです(この日は晴れていても見えませんでした)。 
      展望台などもある景勝地で、展望台入口の手前にはアスファルト舗装された広い駐車場があります。車から降りる際には、馬糞・牛糞に注意してください。 
      なお、東崎から南に下る海岸沿いは、巨大岩礁と絶壁の雄々しい景観が続きます。 
       | 
    
    
      | あや | 
      アヤミハビル館 
        | 
      ヨナグニサン 
        | 
      与那国島に生息する世界最大の蛾で、モスラのモデルにもなったヨナグニサン。方言ではアヤミハビルと言います。アヤミとは綾模様のある、ハビルとは蝶という意味で、羽を広げると最大24cmにも達します。昔は島のあちこちで見られたそうで、標本が売買されていましたが、昭和60年に沖縄県の天然記念物に指定され、保護増殖事業の取り組みがスタートしました。館内では、ヨナグニサンの生態や展示、また他の昆虫等の展示室、ビデオ室などがあります。 
      休館日:月・火・祭日、営業時間:10時〜16時、入館料:大人500円,子供300円 | 
    
    
      | あら | 
      荒川鼻(アラガバナ) 
        | 
      
       海底遺跡のある海に突き出るようにしてそそり立つ高さ80メートル余りの断崖。海からみる岩肌は千枚岩状に堆積し、切り立った様相は雄大です。 
       | 
    
    
      | いぬ | 
      
       イヌガン 
        
       | 
      ティンダハナタへの道の途中に「イヌガン」があります。横には碑が建てられ次のように記されています。 
      イヌガン(町民俗文化財) 
      『大昔、久米島から中山王府への貢納船が出帆した。しかし船は荒天に遭い、与那国島へ漂着した。一行の中に女一人と雄犬一匹が加わっていて、ある夜から男が一人ひとり犬にかみ殺され、犬と女だけが岩屋で同棲するようになった。一方、小浜島の漁夫が荒天に遭い、与那国島へ漂着した。女はこの島に猛犬がいることを知らせ、すぐに島を離れるよう忠告するが、男は女の美貌に惹かれ、逆に犬を退治した。二人は夫婦になり七人の子宝に恵まれるが、ふとしたことから犬の殺害を知った女は、ついに犬の死骸を抱いて命を絶った。犬と女が住んでいたところがイヌガンと言われている。』(与那国町教育委員会) | 
    
    
      | いり | 
      西崎(いりざき) 
        | 
      
       日本最西端の島、与那国島の西の果てが西崎です。これは日本最西端の駐車場から岬を見上げた光景です。大きなカジキのモニュメントがありますが、島の西の海原はカジキ、かつお、飛魚、マンタなど大小の魚たちの魚場となっており、多くの漁船・遊船が南北に行き交っています。時には大型船が煙をたなびかせ航行している光景も見ることができます。 
       | 
    
    
      | いり | 
      西崎展望台 
        | 
      休憩場所としては最適で久部良集落がよく見えます。展望台の中(足元)には黒潮の流れがカラフルに表されています。また、次の記載がされています。 
       日本最西端の与那国島 
       北緯24度27分、東経123度00分 
       面積28.88km2 周囲 27.5km 
       年間平均気温24度 
       沖縄本島まで520km 台湾まで111km 
       姉妹都市 花蓮県花蓮市 | 
    
    
      | いり | 
      西崎灯台 
        
       | 
      
       日本最西端の灯台です。一般者には公開されていませんので昇ることはできません。灯台の裏側に行くと、本当に岬の先端に建っていることが分かります。 
       | 
    
    
      | いり | 
      入波平酒造 
        | 
      国泉泡盛から分家してできた酒造所です。島内でも新しいことに挑戦している酒造所で、花酒で唯一古酒造りをしている酒造所です。 
      酒造所は空港と久部良集落との間にあります。 
      工場見学可能で、工場に行けば安く入手することができます。 | 
    
    
      | うぶ | 
      ウブドゥマイ浜  | 
      現在はこのビーチまで降りることができない(立入禁止)状態となっています。このため高台から眺めるだけになりますが、とてもきれいな砂浜が広がるビーチです。波が高く潮の流れも速いため、遊泳禁止となっています。 | 
    
    
      | うら | 
      浦野墓地群 
        | 
      1億円といわれるお墓の門 
        | 
      
       これほどの数の墓が佇む墓群も珍しく、堀墓、積み墓、亀甲墓、破風墓、碑など多様の墓があります。また、どの墓も西の聖地(仏陀の地インド)に向かっています。 
      この島では西に枕して寝ることを嫌い、死んだときに初めてに西枕しあの世へと送るそうです。 
      別荘かと見間違うような、一億円と言われる墓もあります。 | 
    
    
      | うら | 
      宇良部(うらぶ)岳 
        | 
      島の中央部には、東に宇良部岳(231.3m)やインビ岳を主峰とする宇良部山系があります。ヨナグニサンの食樹が豊富に生えていて、ヨナグニサンの主要な生息地となっているそうです。 
      宇良部岳の頂上には無線中継所が建てられています。 | 
    
    
      | うま | 
      馬鼻崎 
        | 
       
        | 
      TVドラマ「Dr.コトー診療所」のオープニングで、コトー先生が島の突端に腰掛け海を眺めていた場所。北牧場の中にあり、断崖の上から広大な海を見渡すと、与那国の雄大さを存分に味わうことができます。 | 
    
    
      | おお | 
      大朝商店 
        | 
      久部良集落にある日本最西端の商店です。 
      品数も結構多くて便利なお店です。 | 
    
    
      | かい | 
      
       海底遺跡 
        
       | 
      断崖が海へ落ち込む新川鼻の南、約250mの沖合いにあります。構造物の全長は東西200m、幅は南北40〜50mで、人工物なのか自然に出来たものなのかは未だ決着はついていません。1万年という大昔に地殻変動で海底に沈んだという説もあり、何となくロマンを感じさせます。ダイバー憧れのポイントです。 | 
    
    
      | かた | 
      カタブル浜 
        | 
       
        | 
      比川集落の西側にある素朴なビーチです。 
      道路からは防波堤で遮られて見えにくいのですが、岩場の多い南海岸では珍しく、白砂の美しい静かな砂浜です。 | 
    
    
      | きた | 
      北牧場 
        | 
      
       与那国には東、南、北、3つの牧場がありますが、ここはその中のひとつ。空港から久部良集落へ向かう道の途中(右手側)にあります。(滑走路の西側といったほうが分かりやすいかも) 日本在来馬である与那国馬や牛が放牧されています。出入りは自由ですが、馬や牛が出て行かないよう、門の開閉には注意しましょう。 
       | 
    
    
      | くに | 
      国泉泡盛 
                | 
      
       島の3つの造酒屋の一つで、祖納の集落内にあり、瓦に木塀で古い佇まいの建物に「国泉泡盛」の文字が書かれていました。壁の「 どなん」とは、与那国島の方言名で、断崖に囲まれ渡るのが難しい所という意味です。 
              なお、2011年11月に工場をアヤミハビル館手前に移転しました。 
       | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良集落 
        | 
       
        | 
      
       久部良は海人のまちで、夏にはカジキが揚がり漁港は沸き返ります。また、海人の祭典・ハーリーや国際カジキ釣り大会が開かれるところでもあります。 
       | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良漁業協同組合 
        | 
      
        
        
       
       | 
      Dr.コトー診療所の撮影場所として有名な漁業協同組合です。夏には運が良ければ、カジキマグロの水揚げを見ることが出来るそうです。偶然に組合前に停められていた軽トラックのフロントには「志木那島漁業協同組合」の名称が撮影当時のまま残され、使用されています。 | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良漁港&モニュメント 
        | 
      カジキマグロの漁獲高が日本一の久部良漁港。年に一回国際カジキ釣り大会も開催されています。 
      モニュメントは、カジキマグロが波の上に跳ねたところをイメージしたものでしょうか。 | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良公民館 
        | 
      久部良集落にある多目的集会施設です。 
      この久部良公民館には、カジキ漁の名人「糸数 繁」さん(享年83才)を追ったドキュメンタリー映画「老人と海」(1990年/監督J・ユンカーマン)で使われていた舟(サバニ)が展示されています。(壁には「老人と海」のレリーフも) 
      糸数さんは、後年、遊びにきた撮影スタッフに「自分の釣った魚を食べさせる」と言って、たった一人でサバニに乗り海に出た後、不帰の人に・・・。 | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良岳 
        | 
      島の中央部の西側には、久部良岳(198m)や与那国(ドナン)岳(167m)を主峰とする満田原山系が連なっています。  | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良駐在所 
        | 
      久部良集落にある日本最西端の駐在所です。 | 
    
    
      | くぶ | 
      
       久部良バリ 
        
       | 
      
       久部良中学校の北側には久部良バリがあり、手前には碑が建てられ次のように記載されています。 [現地の看板より引用] 
      「クブラバリ一帯 県名勝(昭和49年5月13日指定)」 
      『クブラバリ一帯は周辺が美しい芝生に覆われ、クブラフリシの長く続く海岸は風光明媚な景勝地である。クブラバリはクブラフリシの一部であり、全長15m、幅約3.5mもあるかなり長い断層である。クブラバリについては悲しい伝説がある。琉球王府はこれまでの貢納制度を改め、15歳以上の全ての男女に賦課することにした。世に言う過酷な人頭税制度であるが、その影響は与那国島にまで及び、村ではここクブラバリで残酷なことが行われたという。人口制限のため、村々の妊婦を集めて、この岩の割れ目を飛ばせたのである。妊婦たちは必死の思いで飛んだが、その多くは転落死したり、流産したと語り伝えられている。』 (与那国町教育委員会) 
       | 
    
    
      | くぶ | 
      久部良ミトゥ 
        | 
       
        | 
      久部良集落の東側にある湿地帯、久部良岳に隣接した沼地です。ここは特殊な水生植物の生息地であり、多くの動植物が繁殖地として利用する沼地でもあります。特にミミモチシダの分布においては日本の北限で、分布面積も県下で一番広いとされています。1979年の3月に与那国町天然記念物に指定されています。 | 
    
    
      | くぶ | 
      与那国郵便局久部良分室 
        | 
      久部良集落にある日本最西端の郵便局です。 
      また、ここが日本最西端のバス停です。(看板はありませんでした。) | 
    
    
      | ぐん | 
      軍艦岩 
       
        | 
      
       サンニヌ台の沖合いに、軍艦が停泊しているように見えることから名付けられた岩。夜見ると本当に「軍艦が(潜水艦が浮上して)停泊」しているように見えるそうです。(展望台へのルートが立入禁止となっていたためNO-PHOTOです。) 
       | 
    
    
      | こと | 
      金刀比羅宮の鳥居  
       | 
      ナーマ浜の岩山にあるのが金刀比羅宮(ことひらぐう)で、旧暦10月10日に航海安全と豊漁を祈願した「金刀比羅祭」が行われます。香川県の琴平宮の祭神を持ち込んで祈願したのが始まりと言われています。神事の後にはビーチで子供達により勝ち抜き相撲が行われます。 | 
    
    
      | さい | 
      最西端の碑 
        | 
      西崎の小高い丘を登って行くと、日本の最西端の場所としてこの碑が建てられています。碑の裏側には、建立は、昭和55年3月28日で、与那国中学校第10期卒業生と久部良中学校第3期卒業生によることと、「与那国島より主要都市までの距離(km)」が記されています。 
       石垣--------- 117km 
       那覇--------- 509km 
       東京-------- 2,112km 
       台湾--------- 111km 
       香港--------- 951km 
       ソウル------ 1,500km 
       北京-------- 1,833km 
       マニラ------- 1,124km 
       シンガポール- 3,278km 
      なお、与那国町観光協会に行くと、「日本最西端の証」を発行してもらうことができます。(空港にもあります。) 「日本最西端の証」は一部 \400です。 | 
    
    
      | さき | 
      崎元酒造所 
        | 
      
       与那国島最古の酒造所です。八重山にしかない伝統的な直釜製法で作っています。見学は事前予約してください。 
       | 
    
    
      | さん | 
      
       サンニヌ台(三根台) 
        
       | 
      
       東崎の南西に位置する、断崖絶壁の岩です。海に落ち込む断崖が垂直に切り立ち、剥き出しになって浸食された千畳岩が波打ち際まで階段状に続いています。崖の上には遊歩道と展望台があります。 
      ここはかつてNHK大河ドラマ「琉球の風」のロケ地となり、近くにはその碑が建てられています。 
      (今回は台風による土砂崩れの復旧ができておらず、展望台は立入禁止となっていました。) 
       | 
    
    
      | じゃ | 
      ジャックス・ドルフィン 
        | 
      
       ジャックスドルフィンは船底がガラス張りになった半潜水艇で、海底遺跡の発見者新高喜八郎の案内で、しかも普段着のままで海底遺跡を見学することができます。 
      通常のグラスボートは船底から覗きますが、ジャックスドルフィンは側面がガラス張りになっているため、海底遺跡を立体的に眺める事ができます。 
      ツアー終了後には「乗船証明書」がもらえ、旅の嬉しい記念になります。 
      問合せ先:マリンクラブサーウェスヨナグニ 
      TEL0980-87-2271 FAX: 0980-87-2975 
      アクセス:ホテル⇔港への送迎あり 
       | 
    
    
      | じん | 
      人面岩 
       
        | 
      Dr.コトー診療所で志木那島神社として紹介されたところです。海底遺跡に近い新川鼻自然遊歩道にありますが、手入れがされないままに放置されているため、ジャングルと化し通行困難な状態となっています。(トライはしましたが結局辿りつけずNO-PHOTO) | 
    
    
      | せい | 
      製糖工場 
        | 
      JAおきなわ与那国支店製糖工場です。JA(沖縄県農業協同組合)直営の製糖工場で、例年1月中旬から3月中旬までの間、操業されます。 
      空港と祖納集落との間にあります。 | 
    
    
      | たい | 
      太陽の火の碑 
        | 
      最西端の碑のとなりにあるのが、1987年に開催された「沖縄海邦国体」の採火記念の碑です。 | 
    
    
      | たく | 
      タクシー乗り場 
        | 
      
       与那国空港の到着ゲートのすぐ外には、「日本最西端のタクシー乗り場」の看板があります。 
      (小さくて分かりづらいかもしれませんがマイクロバスの左・先端部近くの丸い標識です。) 
      流しのタクシーはいません。「予約」をしない限り乗れない乗り物です。タクシードライバーは島に2人or3人?らしいです。 | 
    
    
      | たて | 
      立神岩(たてがみいわ) 
        
       | 
      まるで日本海を想像させるような荒々しい海にそそり立っているのがこの「立神岩」です。別名「頓石(とんいし)・ウブイティディ」で、 この岩には次のような伝説があります。 
      『その昔、若者二人が海鳥の卵を取ろうと、この頓岩のてっ辺までよじ登り多くの卵を取りました。さて、降りようとあたりを見回すと針の岩石が四方を囲んでいて足がすくみ降りられません。二人は心細くなりありったけの知恵を絞るものの手のほどこしようがありません。1人の若者が勇気を出し無理に降り始めたが足を踏み外し海の底へ落ちてしまいました。 もう1人の若者はこれでおしまいかとぶるぶる体を震わしていました。こうなったら神様にお願いするしかないと天上を仰いだり、ひれふしたりして神様に助けを求めました。疲れきった若者は何時の間にか寝込んでしまいました。幾時間かの後、目が覚めた若者はあたりを見回すと不思議にも自分は三根崎の地に来てかすり傷一つも受けていません。若者は大いに喜び神様に感謝しました。』 
      この事があってから後、人々はこの岩を立神岩と崇めています。頓岩の前を行き来するときは、かぶりものを脱いで通ります。 | 
    
    
      | だん | 
      ダンヌ浜 
        | 
       
        | 
      空港から久部良集落に向かう途中にある小さなビーチです。透明度が抜群で珊瑚礁も綺麗なためシュノーケリングに最適です。但し、リーフの外は波が急激に速くなるので十分な注意が必要です。シャワーやトイレなどの設備もあり、駐車場のすぐ下に浜辺があるので、気軽に行くことができます。また、近くに展望台もあります。 | 
    
    
      | てぃ | 
      
       ティンダハナタ 
        
       
       | 
      
       「伊波南哲」の詩 
       
        | 
      
       ティンダバナとも言い、祖納集落南西にある標高100mの切り立った断崖で、頂上近くにある大きな浸食洞が展望台の役目を果たしています。祖納集落や東シナ海の眺望を美しく眺めることができます。岩陰には豊富な湧き水が出る泉があり、神聖な水として島の祭事に使われます。
       
      現地の看板より一部引用し説明しておきます。 
      「県指定名勝 ティンダバナ (昭和49年5月13日指定)」 
      『字祖納の南西に屏風のようにそそり立つ標高100mのティンダバナは、台形状の地形をなしている。眼下には祖納集落の家並が展開し、東にウラブ岳、西には雄大な東支那海が一望され、天然の展望台になっている。展望台近くの岩陰には、豊富な湧き水があり、岸壁には八重山の生んだ詩人伊波南哲の詩も刻まれていて、「歴史の丘」として島人たちのいこいの場所にもなっている。・・・ 』 
       | 
    
    
      | てき | 
      テキサスゲート 
        | 
      牧場付近の道路にはコンクリートの溝が掘られている場所があります。これはテキサスゲートといって、放牧されている牛や馬がその先へ行けない(出て行けない)ようにしているものです。道路の上には柵を設置することが出来ませんので、こうしたテキサスゲートで対応しています。 
      自転車やバイクでテキサスゲートを渡る際、思いっきり減速しないとかなりの確率でタイヤを取られます。最悪の場合、転倒することがありますので、道路に引かれたオレンジ色のエリアには注意が必要です。 | 
    
    
      | とぅ | 
      
       トゥング田 
        
       | 
      
       「人枡田」とも記し、人をトウ、枡をング、田はタの意からきたものです。時代背景は久部良バリと同様の過酷な人頭税に起因するものです。島の人頭税の負担を軽くするために、年に一度、男子を非常召集し、遅れて田に入れなかった不具廃失者を惨殺したといいます。非道な人口調節です。鐘が鳴ると、島中の男たちは(納税義務のある15-50才)島の中央にある田を目指し命がけで走ったそうです。トゥング田はほぼ島の中央にあり、今ではサトウキビ畑となって(写真奥側)、跡形もありません。 
       | 
    
    
      | どく | 
      Dr.コトー診療所 
        | 
       
        | 
      比川集落のはずれにあるこの診療所は、2004年フジテレビで放映されたTVドラマ(「Dr.コトー診療所」フジテレビ)の撮影の為に建てられたものです。 
      与那国島の比川にあります。古びた感じは、それなりの趣きを出すためにわざと手を加え造られたものだそうで、入口には「支木那島診療所」の表札が掛けられています。浜に埋もれていた座礁船のセットも残されています。 
      診療所で診察を受けるには、診察代(入場料)300円を支払ってください。 | 
    
    
      | なー | 
      ナーマ浜 
        | 
      静かな落ち着きを見せる日本最西端の小さなビーチで、金色に染まる夕日を見ることができます。沖合いは潮の流れが速いので要注意です。 
      Dr.コトー以降に少し綺麗に整備されましたが、以前とそんなに大差はなく、のんびりしたビーチです。珊瑚礁や魚はあまり期待できなく、どちらかというと海水浴向けの浜です。久部良集落からすぐに行けるので、気軽な海水浴ビーチとして考えると良いでしょう。ビーチからの西崎や灯台の見える景色もなかなか良い感じです。久部良宿泊の際はこのナーマ浜経由で西崎まで散歩されることをお勧めします。 | 
    
    
      | なん | 
      ナンタ浜 
        | 
      
       与那国を代表するビーチで、漢字で書くと「波多浜」となります。 
      その昔、島に赴任する役人を歓迎し、また離任する役人を見送った別離の浜だったそうです。おそらく昔はその名前のような場所だったのでしょうが、今は護岸、防波堤築造により波穏やかな浜となっています。 
      祖納集落から徒歩で行ける美しい浜ですが、港が近いので水浴びをするか、のんびり過ごすかがお勧めのビーチかと思います。また、この浜は沖縄民謡「ナンタ浜」でも知られる場所です。 
       | 
    
    
      | にほ | 
      日本最後の夕日が見える丘 
        | 
      「最西端の碑」がある西崎と並んで、夕日を見る絶好のポイントがここ「日本最後の夕日が見える丘」です。ここからは日本最後の夕日の他、美しい海、西崎、久部良の集落も見渡すことができます。 | 
    
    
      | ひが | 
      
       比川(ひがわ)集落 
        
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       島の南側中央に位置し、島にある3つの集落の中で、一番小さなのが比川集落です。 
      ここには人頭税に苦しんだ島民が「南の海の向こうの伝説の楽土ハイドゥナン(南与那国)」を信じて脱島し「海へ出たまま不帰の者がいる」という話が残っています。 
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      | ひが | 
      比川浜 
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       比川小学校のすぐ近く(グラウンドの外)にあるビーチです。黒潮洗う与那国南岸の中では数少ない穏やかな遠浅のビーチで、海水浴にもシュノーケリングにも最適なビーチです。トイレやシャワーも完備されています。浜が三日月型をしているので、月の浜とも呼ばれています。「Dr.コトー診療所」のロケが行なわれたお馴染み浜で、浜の左奥には、診療所のオープンセットが残されています。 
      防波堤に座ってのんびり海を眺めるのもお勧めですよ。 
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      | ひが | 
      東牧場 
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       東崎一帯は東牧場となっています。牧場の入口と出口にはテキサスゲートがありますのですぐに分かります。牧場内では所々で与那国馬や牛が牧草を食んでいます。 
       
      因みに、与那国で生まれた子牛は業者に売られ本土に渡り、神戸牛や松坂牛となります。 | 
    
    
      | まん | 
      満田原森林公園 
       
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      与那国岳(どなんだき)のふもとの、島のほぼ中央に位置する森林公園です。天然記念物(ヨナグニサンやカンムリワシなど)の自然観察だけでなく、展望台や遊具もあってピクニックも楽しめます。 | 
    
    
      | みな | 
      南牧場線 
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       比川から西崎までの海岸沿いを走る南牧場線は、風光明媚な区間で、眺めの良い快適なドライブが楽しめます。道の両側にのどかに草を食む馬や牛が見られます。 
              「Dr.コトー診療所」のエンディング(タイトルバックで自転車に乗っている)シーンの撮影場所がここです。 
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      | よな | 
      与那国馬 
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      1969年3月25日に与那国町の天然記念物に指定された与那国馬は、ほぼ純粋な在来馬と考えられています。体高はおよそ120cm程度の小型で、毛色は主に鹿毛です。古くから農耕や農作物などの運搬、乗用などに利用されていました。性格はおとなしく、頑強で、粗食にも耐え、小さい体のわりに力量と持久力に富んでいます。現在は、南北の牧場などで放牧されています。 
      また、最近では人なつこい性格を活かして動物療法にも利用されています。 | 
    
    
      | よな | 
      与那国馬ふれあい広場 
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      与那国馬ふれあい広場は、与那国馬を自家繁殖し、乗用馬やホースセラピーなどに活用できる馬として調教しているほか、与那国馬を使ったさまざまな形の「馬遊び」を提供し、より多くの人々に与那国馬と遊ぶ楽しさ・素晴らしさを知ってもらう努力をしているNPOです。 
      体験乗馬約30分 \2,000〜、乗馬レッスン50分〜 \4,000〜 | 
    
    
      | よな | 
      
       与那国伝統工芸館 
        
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       祖納集落にある与那国織の工房です。 
      与那国町伝統工芸館は、戦後途絶えていた与那国織を復活させるために1979年に建てられました。500年の歴史を持つ与那国織は、昔は役人にのみ着用が許されたという幾何学模様の紋織が小花のように可憐な与那国花織、豊年祭などの祭りに着用される与那国ドゥタティ、植物染料で染めた色糸を織りこむ与那国シダティ(手ぬぐい)、ミトゥダなどの絣模様が美しい与那国カガンヌブー(ミンサー)の4つに大きく分かれ、豊かな織物文化を今に伝えています。 
      素材は絹・木綿・芭蕉糸・苧麻などで、染料は島に自生している植物が中心で、黄色が出るフグン(フクギ)・茶色のティグティ(シャリンバイ)・ベージュや黒のカサギ(アカメガシワ)・インド藍などが使われます。泥染めもあります。 
      制作工程の見学ができ、また製品販売も行っています。 
       
      入場料:無料、開館時間:9:00 〜 17:00、定休日:毎週日曜日、旧盆、正月 
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      | よな | 
      与那国空港 
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      滑走路遠望 
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      滑走路内より 
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      与那国空港は小さな空港ですが、土産物の売店や屋上展望デッキもあります。 | 
    
    
      | よな | 
      与那国民俗資料館 
       
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       祖納集落内、郵便局の裏手にあり、館主の池間さん方の自宅の一部を利用して、これまでに蒐集してきた与那国の民俗資料を展示している私設資料館です。 
      昔の民具や生活用品などを見ることで、かつての与那国島の暮らしを知ることができます。 
      表には大石タライ、イタンニ(クリ舟)、館内には機織機、着物、古文書、農具、漁具などが展示されています。 
      入館料:100円、開館時間:9:00 〜 17:00、不定休 
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